カーリング女子日本代表は フォルティウス に決定!予選から大混戦を制し、代表権獲得。12月の世界最終予選で悲願の五輪出場へ挑む

ミラノ・コルティナ五輪出場をかけたカーリング女子日本代表決定戦が終了し、フォルティウスが見事代表の座を勝ち取りました。
予選では、フォルティウス・SC軽井沢クラブ・ロコ・ソラーレの3チームがいずれも2勝2敗で並ぶ大混戦に。DSC(ドローショットチャレンジ)の差でSC軽井沢クラブが1位通過を果たし、フォルティウスとロコ・ソラーレがタイブレークを戦いました。ここで2大会連続オリンピック出場中のロコ・ソラーレが敗退し、決定戦の舞台はSC軽井沢クラブとフォルティウスの一騎打ちに。
決定戦は予選を含め両チーム2勝2敗と互角の戦い。最終戦も同点でラストエンドまでもつれ込みましたが、後攻を握ったフォルティウス・吉村紗也香選手の冷静なウイニングショットが決まり、フォルティウスが代表権を手にしました。
スタッツ面でも各チーム拮抗していましたが、フォルティウスはスチールディフェンス(被スチール率)を唯一20%未満に抑えた点が勝因の一つといえそうです。堅実なゲームメイクと豊富な経験を発揮し、12月の世界最終予選へと駒を進めました。
女子日本チームは1998年長野大会以来、7大会連続でオリンピックに出場中。フォルティウスが制した代表決定戦は、その歴史をさらに繋ぐ大きな一歩となりました。