ミラノ・コルティナパラリンピックの車いすカーリング混合ダブルスは予選全日程を終了し、日本代表の「チーム中島」は3勝4敗の第6位で大会を終えました。上位4カ国が進出できる決勝トーナメントへ、本当にあと一歩という惜しい結果となりました。
紙一重だった「あと1勝」の壁
今大会の予選は、最終戦までどのチームが抜け出すか分からない歴史的な大混戦となりました。最終順位表を見ると、2位のアメリカ、3位の韓国、4位のラトビアが4勝3敗で並び、DSC(ドローショットチャレンジ)の差で順位が決定しています。
日本は3勝4敗でイギリスと並びましたが、直接対決の結果により最終順位は6位となりました。決勝トーナメント進出ラインである4勝まで、まさに「あと1勝」という僅差であり、世界のトップ層と互角に渡り合う実力を示しました。
世界トップクラスを証明した「DSC全体2位」
勝敗の数字以上に特筆すべきは、日本チームのショット精度の高さです。各試合前のLSD(ラストストーンドロー)の平均値である「DSC」において、日本は88.07という素晴らしい数値を記録し、全8チーム中堂々の2位にランクインしました。
スイーピングがない車いすカーリングにおいて、このDSCの良さは投球技術の高さそのものを表しています。大舞台のプレッシャーの中でも、日本のコントロール技術が世界トップレベルであることが明確なデータとして証明されました。
DSCの順位はこちら
車いすカーリングの魅力を存分に伝えた7試合
惜しくも予選敗退となり、目標としていたメダルには届きませんでした。しかし、ミリ単位のストーンコントロール、氷を読む力、そしてピンチでも笑顔を見せて戦い抜いた「チーム中島」の姿は、日本のファンに大きな感動を与えてくれました。
パラリンピックという最高の舞台で、車いすカーリングの奥深さとスポーツとしての魅力が多くの人に伝わった、素晴らしい全7試合でした。中島洋治選手、小川亜希選手、本当にお疲れ様でした!

